スキミング被害の実態とセキュリティ

スキミングという言葉をよく聞きますが、どういったものか皆さんご存知でしょうか。詐欺の一つということは知っているが、どのような詐欺なのかはよくわかっていないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
まず、スキミングとは「スキマー」と呼ばれる、カード情報を読み取る特殊な装置で他人のクレジットカードやキャッシュカードから情報を抜き取り、それを基にして作った偽造カードで現金を不正に引き出すなどの行為を指します。そして、スキマーは非常に小型でどこにでも仕掛けることができます。そのため巧妙に仕掛けられたスキマーを見つけることは困難と言われています。数十年前は一般人がスキマーを入手することは困難でしたが、現在は秋葉原に行けば普通に売られていて、数千円も出せば買うことも可能です。

スキミング被害に遭う可能性のあるカードは大きく2種類にわけららます。
まず1つ目は「接触型カード」です。接触型カードとはカードにICモジュールが組み込まれていて、読み取り装置とICモジュールを直接接触させて情報の読み書きを行う方式です。例としてはクレジットカードやキャッシュカード、ETCカードなどが該当します。

もう1つは「非接触型カード」です。非接触型カードとはカードにアンテナが内蔵されていて、読み取り装置から発生している電磁波を利用して無線通信を行うことで、直接接触させることなく情報の読み書きを行う方式です。例えば、PASMO や Edy、WAON などがこれにあたります。
キャッシュカードやクレジットカードのイメージが強いですが、ICカードも該当するのですね。

では、スキミングの手口はどのようなものなのでしょうか。
まず接触型カードの場合、お店のクレジット決済を処理する端末にスキマーを仕掛けたり、ATM端末のカードリーダーの部分にスキマーを仕掛けることで情報を抜き取ります。スキマーを仕掛けたカードリーダーにカードを通すことで、スキマーに情報が溜まっていきます。溜まった情報は後日スキマー自体を回収するか、回収することなく無線で情報を飛ばすことで悪用者の手に渡るのです。

次に非接触型カードの場合、カードとスキマーを接触させなくてもカードに近づけるだけで情報を読み取ることが可能です。そのため、接触型よりも容易に情報を読み取られるリスクがあります。
このようにわたしたちが気軽に使っているカード類は常にスキミングのリスクにさらされているのです。カードの暗証番号を打つ時は手元を隠して他の人に見えないようにするなどセキュリティーには十分注意するようにしたいですね。

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